採用・社内資料

ハローワークで
求人を出すには

掲載は無料。勤務地の書き方助成金の条件だけ先に押さえておけばOK。

株式会社前方後円墳 カスタマー対応などの募集を想定 / 2026年9月15日時点

POINT

まずはこの4つ

無料
掲載料も紹介手数料もかからない
徒歩圏
窓口はハローワーク品川
(三田駅・田町駅すぐ)
最大60万円
60歳以上をハローワーク紹介で雇うと助成金
勤務地は正確に
ビル名・階数まで書くルール
FLOW

出すまでの流れ

初回だけ会社の登録が必要。あとはネットで完結できる。

STEP 1
会社を登録
初回のみ。ネットか窓口で
STEP 2
求人を入力
会社のPCから一時保存しながら
STEP 3
内容確認・公開
初回は電話や訪問の確認あり
STEP 4
応募・選考
採否は応募者とハローワークへ連絡
1職種ごとに別の求人(CS/樹木葬の窓口/墓じまい)
掲載期間は受理の翌々月末まで(延長可)
×業務委託の募集はできない
ハローワーク品川
港区芝5-35-3(三田駅A1出口 徒歩1分/田町駅 徒歩2分)
03-5419-8609 事業所窓口は3階31番 平日8:30〜17:15(受付16:00まで)
くわしく見る(初回の持ち物・覚えておくこと)

初回に用意する書類 二次情報

  • 事業所登録シート/求人申込書/オンライン提供同意書
  • 所在地・事業内容が分かる書類(登記事項証明書など)
  • 持ち物と来所予約の要否は、品川の窓口に事前確認が確実。様式は東京ハローワークのサイトからダウンロードできる

覚えておくこと

  • 名称は「品川」だが場所は田町・三田エリア。港区の担当はここ1か所
  • ハローワークの審査で、法令違反の内容や条件が書かれていない求人は受理されない
  • 書いた労働条件は、そのまま採用後の条件になる前提
  • 他の媒体で採用が決まったら、ハローワークにも求人取消の連絡が必要
  • マイページのヘルプデスク:0570-077450(平日9:30〜18:00)
APPLY

応募のされ方は3通り

助成金を使いたいなら「紹介」経由の人を採用する。

窓口で紹介
窓口で相談した人が紹介状を持って応募
○ 助成金の対象
ネットで紹介
職員が合うか判断してマイページ経由で紹介。事前に会社へ電話確認あり
○ 助成金の対象
ネットで直接応募
求職者がハローワークのサイトから直接応募(職員の確認なし)
× 助成金の対象外
くわしく見る(「やり取りがアナログ」は本当?)
  • 求人者マイページで、応募書類の確認・メッセージでの面接日程調整・選考結果の登録ができる。スマホからも使える
  • ただしネット紹介は、求職者側もマイページを持っている場合だけ。窓口紹介の人とは紹介状・電話・郵送でのやり取りになる
  • 推測竹田事務所で聞いた「超アナログ」は、窓口紹介が中心だったか、マイページの機能が増える前の経験の可能性。応募者が中高年中心なら、電話・郵送はある程度残ると見ておくのが安全
RULES

求人票で気をつける4つ

勤務地はビル名・階数まで
部屋番号まで正確に。在宅の有無は特記事項へ
年齢は原則「不問」
「50代まで」などは書けない。例外は法律の6事由のみ
「変更の範囲」を明記
将来の仕事内容・勤務地が変わりうる範囲(2024年4月〜必須)
仕事内容は冒頭90文字が勝負
検索一覧に出るのは最初の約90文字だけ
くわしく見る(その他の必須項目)
  • 職種名:社内独自の呼び方や専門用語は避ける。職業分類も選ぶ
  • 雇用形態:ハローワークの「正社員」は、直接雇用・期間の定めなし・フルタイム・他より責任が重い、をすべて満たすもの
  • 試用期間:期間と、試用期間中に条件が違う場合はその内容
  • 賃金:フルタイムは月額換算の基本給。固定残業代は分けて書き、超過分を払う旨を明記。昇給・賞与は制度の有無と前年度実績
  • 残業:「あり」なら月平均時間。残業させるには36協定の締結・届出が必要
  • 加入保険・定年・再雇用・受動喫煙対策:いずれも必須
  • 選考:方法・結果通知までの日数・選考場所(ビル名・階数まで)・書類の送付方法。応募書類は原則返却
  • 担当者:名前やメールを出したくない場合は空欄にして窓口に伝える
OFFICE

当社の場合、勤務地の書き方に注意 要確認

ハローワークの求人票は、実際に働く場所を書くルール。

今のCS求人の運用
原稿には文銭堂ビル(港区芝5-13-16)と書き、採用決定後に実際の勤務先(MAビル)を伝えている。そのまま出すと求人票と実際の条件の相違に当たるおそれ。
考えられる形 推測
勤務地は正しくMAビルで登録し、公開範囲を「事業所名等を含まない公開」にする。ネットに住所は出なくなる。
くわしく見る(公開範囲の4つの選択肢)
公開範囲ネット上の会社名・住所ネットからの直接応募
① すべての求職者に公開表示(他の求人サイトに転載されることも)受け付ける
② ハローワーク登録者に限定して公開表示(転載されることも)受け付ける
③ 事業所名等を含まない形で公開非表示受け付けない
④ 公開しない(窓口のみ)非表示受け付けない
  • 公開範囲はいつでも変更できる
  • 「オンライン提供」に同意すると、公開範囲に関係なく会社名を含めて民間の人材会社などへ情報が渡る。提供先の種類ごとに断れる
  • ③にすると検索されにくくなり、直接応募も受けられない。応募数とのトレードオフ
  • 紹介のときに窓口で求職者へ勤務地がどこまで伝わるかは、品川の窓口で確認が必要
SUBSIDY

60歳以上を雇うと助成金

特定求職者雇用開発助成金(特定就職困難者コース)。中小企業の場合。

週30時間以上
60万円
30万円 × 2回
週20〜30時間未満(短時間)
40万円
20万円 × 2回
2026年4月30日までの紹介
雇い入れ時に60歳以上ならOK
2026年5月1日以降の紹介
60歳以上で、ハローワークの個別支援を受けている人だけ。ハローワークが「対象者です」と伝えて紹介してくれる

お金が出るタイミング

雇い入れ
紹介された人を採用
約半年後 30万円
区切りの翌日から2か月以内に申請
約1年後 30万円
同じく2か月以内に申請

金額は週30時間以上の場合。申請期限を過ぎるともらえない。

対象外になりやすいケース

×ハローワーク紹介の前から選考していた人(バイトルやスレッズ経由の人を後から切り替えてもダメ)
×ハローワークのサイトから直接応募してきた人
×試用期間と本採用で雇用契約を分けている
×採用の前後6か月に会社都合の解雇・退職勧奨がある
今のCS求人に当てはめると 推測・要確認
  • 入社後3か月の10〜16時勤務は週25時間程度 → 40万円の区分になる可能性
  • 時短の3か月は別契約にせず、1本の雇用契約にまとめる
  • 雇う時点で「65歳を過ぎるまで、かつ2年以上」働ける見込みが必要 → 定年・再雇用規定の確認が前提
くわしく見る(支給要件・申請書類・大企業の金額)

雇い方の条件

  • 正社員・無期雇用・自動更新(本人が望む限り更新)の有期雇用のいずれか。成績で更新を判断する有期契約は対象外
  • 65歳以上で雇い入れても、高年齢者区分なら対象
  • 実際の労働時間が所定より著しく短い、または週の賃金が「最低賃金×30時間」を下回る場合は減額されることがある

会社側の要件

  • 雇用保険の適用事業主で、労働保険料の滞納がない
  • 採用日の前後6か月に、倒産・解雇などによる離職者が被保険者数の6%を超えていない(3人以下は除く)
  • 過去3年間に、この助成金の対象者を助成期間中に会社都合で解雇・雇止めしていない

採用する人の要件

  • 紹介の時点で在職者ではない
  • 過去3年間に自社で働いたことがなく、事業主の3親等以内の親族でもない
  • 対象者だと知らずに雇い、後から気づいた場合は対象外

申請

  • 支給対象期(6か月ごと)の末日の翌日から2か月以内に、労働局またはハローワークへ。起算日は、賃金締切日があれば雇い入れ直後の締切日の翌日
  • 書類:支給申請書(様式第3号)、賃金台帳、出勤簿、対象者の証明書類、雇用契約書、対象労働者雇用状況等申立書(様式第5号)、支給要件確認申立書
  • 2026年4月以降の申請は、賃金台帳が添付されていないと不支給
  • 書類は支給決定から5年保存。不正受給は全額返還・5年間助成金を受けられない・原則公表

大企業の場合

  • 週30時間以上 50万円(25万円×2回)/短時間 30万円(15万円×2回)
くわしく見る(ほかに使える可能性がある助成金)

中高年層安定雇用支援コース(2025年4月新設)

  • 35歳以上60歳未満で、過去5年間の正社員経験が1年以下、かつ直近1年は正社員でない人
  • ハローワークの個別支援を受けている人を、紹介で正社員として雇う → 中小企業60万円(30万円×2回)

トライアル雇用助成金(一般トライアルコース)

  • ハローワーク紹介で原則3か月のお試し雇用(無期雇用への移行が前提)→ 1人月4万円(ひとり親は5万円)、最大3か月
  • 対象例:過去2年で2回以上の離転職、離職期間1年超、ひとり親など。週30時間以上が必要
DATA

ハローワークの応募者の傾向

新規求職者のうち60歳以上
30.3%
2025年/リクルートワークス研究所の分析 二次情報
新規求職者のうち65歳以上
19.1%
2025年/同上 二次情報
一般事務の有効求人倍率
0.28
2026年7月・常用(パート除く)/記事経由で原典未確認。営業は2.20倍 二次情報

応募者の3人に1人は60歳以上。事務系の仕事は求職者が集まりやすい。
一方で「リサーチや交渉ができる人」(樹木葬の窓口・墓じまい)は営業寄りの職種になり、CSより集まりにくい可能性がある 推測

CHECK

出す前に確認すること

出典(参考にした資料)
  1. 厚生労働省リーフレット「特定求職者雇用開発助成金(特定就職困難者コース)のご案内」LL080305企01(令和8年3月5日版) mhlw.go.jp/content/001684468.pdf
  2. 厚生労働省「特定求職者雇用開発助成金(特定就職困難者コース)」 mhlw.go.jp
  3. 厚生労働省「中高年層安定雇用支援コース」 mhlw.go.jp
  4. 厚生労働省「トライアル雇用助成金(一般トライアルコース)」 mhlw.go.jp
  5. ハローワークインターネットサービス「求人申込み手続きの流れ」 hellowork.mhlw.go.jp
  6. ハローワークインターネットサービス「求人情報の公開について」 hellowork.mhlw.go.jp
  7. ハローワーク「求人情報の入力のしかた」(PDF) hellowork.mhlw.go.jp
  8. 厚生労働省「求人者マイページがさらに便利になりました」(PDF) mhlw.go.jp
  9. 厚生労働省「2024年4月から明示すべき労働条件が追加されます」(PDF) mhlw.go.jp
  10. ハローワーク「職業安定法施行規則の改正(2024年4月)」(PDF) hellowork.mhlw.go.jp
  11. 厚生労働省「募集・採用における年齢制限禁止について」(PDF) mhlw.go.jp
  12. 厚生労働省「ハローワークの求人票の記載内容と実際の労働条件の相違に係る申出」 mhlw.go.jp
  13. 東京ハローワーク「ハローワーク品川」 jsite.mhlw.go.jp
  14. 港区「ハローワーク品川」 city.minato.tokyo.jp
  15. 東京ハローワーク「求人申込み手続きについてのご案内」 jsite.mhlw.go.jp
  16. ゼンリンいつもNAVI「品川公共職業安定所ハローワーク品川(田町・三田)」 its-mo.com
  17. 採用係長「ハローワークに求人を出す方法」(二次情報) saiyo-kakaricho.com
  18. リクルートワークス研究所「ハローワークで職探しをする人の3割が60歳以上」(2026年7月1日) works-i.com
  19. type「有効求人倍率の推移を職種別に紹介」(二次情報) topics.type.jp